top-111.jpg


旧広島市民球場 【閉鎖】

■正式名称:旧広島市民球場
(2008年までは広島市民球場)
■住 所:広島県広島市中区基町5-25
■オープン:1957年7月24日
■収容人数:31686人

◆スタジアムグルメはこちら

1957年に完成した旧広島市民球場。市民球場と名にある通り、市民の福利増進を目的として建てられたものであるが、 広島カープが優先的に使用してきた。ただ、県内の高校野球やアマチュア野球の会場としてもかなり積極的に使用されている。
老朽化のため、2008年シーズンの終了をもって本拠地球場としての役目を終え、取り壊される事が決定している。


■市内電車「原爆ドーム前」駅より徒歩1分
■JR「広島」駅より徒歩30分
■アストラムライン「県庁前」駅より徒歩5分
■広島バスセンターより徒歩5分

最寄駅である市内電車の「原爆ドーム前」駅で降りると目の前に球場はある。
中心駅であるJR広島駅からも少し距離があるが、歩いていけない距離ではない。
広島空港からも、バスセンター行きのバスに乗れば、球場のすぐ横まで来る事ができる。



【出かける前に】

旧広島市民球場の天気
Yahoo!路線検索



・広島市の中心部に位置し、向かいには原爆ドームがある。 平和記念公園、広島城も近いので、試合前の観光するのもよいだろう。特に平和記念公園内にある資料館は、訪れた事がないのなら一度は見学するべきである。
・球場のすぐ横にはデパートがあり、買出しには非常に便利。 バスセンター内でもお弁当等が販売されているので利用する価値はある。
 
・球場敷地内はかなり狭く、グッズも球場正面付近でワゴン販売等で販売されているのみである。
 
 

 
 
・三塁側には「勝鯉の森」と名付けられた一角があり、日本シリーズ優勝記念碑、セントラルリーグ優勝記念碑、衣笠祥雄2131連続試合出場達成記念碑、セントラルリーグ優勝記念植樹等が並ぶ。 優勝記念碑には優勝した年と成績が刻み込まれ、カープの栄光を後世に伝えている。
 
 
・意外に知られていないのが、球場正面から一塁側のほうへ歩いて50mほどのところにある赤ヘルショップ。 開閉時の事故予防のためにおいてあるカラーコーンが目印で、 「商品販売部」と書かれたドアを入り迷路のような通路を抜けるとたどり着く。 都市公園法等の規制で案内が十分にされていないため、知る人ぞ知る場所となってしまった。
・壁には所属選手のサインもあるが、FAで出て行った某25番の選手のものだけは露骨に消されている。 ツラいです・・・
 
・グッズの他、チケットの前売り販売も行っている。

 
 
・球場正面から入るとすぐに階段があり、踊り場にはドジャースが来日した際に贈呈したレリーフが掲示されている。 球場開場50周年を迎え、12球団の監督から贈呈された色紙もここに飾られていた。
 
・球場正面の階段を上ると市民球場レストランがあり、奥には球団事務所もある。 レストランは平日ならほぼ一年中営業、オリジナルメニューや定食が低価格で用意されていて、 ランチタイムには周辺のサラリーマン等でにぎわう。
 
・壁には過去にタイトルを獲得したカープ選手の写真パネルや、市民球場初のコンサートを行った際に使用された奥田民夫のギター等が展示されている。
 
 
・建設から年月が立ち、老朽化が目立つコンコースはゲートごとに独立していることが多く、核シェルターのような造りとなっている。
・売店は店舗自体が少ないうえに、種類も洒落たものはない硬派な品揃えとなっている。
 
・外野スタンドのコンコースも基本的には独立した造りとなっている。
・入場口からスタンドに出るためのコンコースにもちょっとした売店はあるが、 主な売店はセンターバックスクリーンの下に集中していて、この球場では一番充実した品揃えを揃える。 狭い上に薄暗く、小汚い場所ではあるが、今では貴重な存在となった昭和の香りを感じる事のできる場所でもある。

・収容人数は31686人で、内野スタンドは二層式で外野スタンドは一層式。 内野二階スタンドは後で増設された為、二階席に行くには一階内野スタンドに出て一番上まで上がり、そこから階段で二階席に上がるといったわかりにくい構造となっている。
 


・両翼91.4M、中堅115.8M。プロ野球本拠地としてはかなり狭く、天然芝の管理も行き届いているとは言い難い。
 

・内野二階席は最前列に通路が設けられている上に段差もないので、人が多く行きかうとグラウンドが見えない。 設計ミスというか、多分そこまで考えていなかったのだろう。
 

・外野フェンスも低く、ファールグラウンドも狭いので臨場感の溢れるプレーを間近で観戦することができる。
 
・ホームベースが南南東に位置する構造からか、 西側に位置するレフトスタンド奥に沈む太陽の光がプレーの妨げ、一塁側ベンチにも直撃していた。 その防止策としてレフトスタンド最上段に可動式看板が設置されている。
 
 
・スコアボードは1992年に35年間使用された手書き式のものから、発光ダイオード式の「アストロビジョン」に変更された。
最大の特徴は打者だけでなく、出塁中の走者も名前がマーキングされるということ。 以前は文字全体を青色で囲んでいたが、その後、名前の文字が黄緑色で表示されている形に変更になった。
・バックネット裏にスコアボードはなく、三塁側にアウトカウントの表示板のみ設置されている。
 
・内野席指定席は背もたれ付き。内野自由席、外野席はベンチシート。 古い球場なので仕方ないのだが、座席自体が現在では小さい上に、座席の前後の間隔も非常に狭い。

・広島カープの本拠地球場としての使命を、2008年シーズンいっぱいで終えた広島市民球場。
翌年には球場正面に掲げられた看板も取り外されている。
 
・正面玄関には「旧広島市民球場」の看板が。

・「勝鯉の森」は以前のままの姿で残されている。今後はどうなるのだろうか?
 
 
・球場周辺に特に変化はなく、懐かしい光景が広がっていた。

 
・バックネット裏コンコースにあった市民球場レストランもなくなっている。
 
 
・コンコースは以前のままの姿で残っていた。

・スタンドからは広告が消え、更にすっきりとした感じがする。
 
 
 
・芝は荒れ放題。手入れは全くされていないようだ。
 
取り壊されている事が決定している旧広島市民球場にもう一度来る事ができた。
誰もいない球場で一人座席に腰を掛けグラウンドを見ていると、目から汗が出そうになった。

次に来た時はもっと廃れているのだろうか・・・多分、もう無いだろう。
「ありがとう!市民球場」
結局、この言葉以外何も思い浮かばない。

思い残しのない様しっかりと目に焼きつけ、球場を後にした。

 
・広島駅と市民球場の中間あたりに位置する「カルピオ」。 一階ではグッズショップ、チケットの販売が行われている。
建物の少し奥に入ったところにあるので、初めて行くときはわかりにくいと思う。
 
 
 
 
 
・二階のベースボールギャラリーには、日本一のチャンピオンフラッグやトロフィー、永久欠番になった山本浩二、衣笠祥雄のロッカーとユニフォーム、 以前使用されていた市民球場のスコアボード、各種写真パネルや歴代ユニフォーム、お宝グッズ等々、貴重な品々が展示されている。
日、祝日は休みで、開館時間も10:00〜16:00と短いが、無料で見学できる。

作成日:2006/9/25
最終更新日:2009/5/25
inserted by FC2 system