旧・国立霞ヶ丘陸上競技場 【閉鎖】

■正式名称:国立霞ヶ丘陸上競技場
■住所:東京都新宿区霞ヶ丘町10-2
■オープン:1958年3月
■収容人数:約54200人

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1924年に完成した明治神宮外苑競技場を前身とし、戦時中は学徒出陣の壮行会の舞台ともなった同競技場を取り壊し、1958年に完成したのが現競技場である。 東京オリンピックのメインスタジアムとして使用された他、トヨタカップの舞台としても世界的には知られている。
東京の中心地にあり、交通の便も良い事から、昔からサッカー日本代表戦や国内主要大会の決勝戦が数多く開催され、 「聖地」と呼ばれるにふさわしい歴史を刻んできた。 この事から、イングランドの「ウェンブリースタジアム」と同じような位置づけでしばしば語られる。 ただ、近年は最新設備の整った巨大スタジアムが全国各地に建設された影響もあり、日本代表戦などは年々削減されている。
Jリーグではホームスタジアムとして同競技場を使用することは出来ないが、 首都圏近郊にホームタウンを置くクラブが、ホームスタジアムでの開催に支障がある場合や、集客目的で使用する事がある。
数々の歴史を刻み込んだ同スタジアムだが、2020年東京オリンピック開催に伴い新国立競技場建設が決まり、残念ながら取り壊しとなった。


■総武線「信濃町」駅より徒歩10分
■総武線「千駄ヶ谷」駅より徒歩10分   
■都営大江戸線「国立競技」駅より徒歩2分
■東京メトロ線「外苑前」駅より徒歩15分

東京の中心部に位置する事から最寄り駅も多く、しかもどの駅からも近い。 新宿駅や東京駅からも行き易く、日本一の好立地といえる。
ただし、同敷地内には明治神宮野球場、秩父宮ラグビー場、東京体育館があり、 他のイベントと日程が被ると、周辺は大混雑する。

【出かける前に】

国立霞ヶ丘陸上競技場の天気
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・日本のサッカーを語る上で、絶対に外す事のできない国立霞ヶ丘競技場。 “国立”と名の付くスタジアムは他にもあるが、一般的に“国立”といえば同競技場を指す。
 
・国立霞ヶ丘競技場には「千駄ヶ谷門」「代々木門」「青山門」の3つの入場ゲートがあり、 大きな試合では座席種によって利用できる門が限られる事もある。
基本的にはホームチームは「千駄ヶ谷門」、 アウェーチームは「代々木門」を利用し、「青山門」はバックスタンドや、 「千駄ヶ谷門」や「代々木門」で捌き切れない入場者をこちらに回す形が一般的である。
・私の経験だと、日本代表戦や天皇杯決勝など比較的込み合う試合でも、 「青山門」からならすぐに入場できたという事が少なくない。
 
・東京オリンピックのメインスタジアムとして使用された事から、 メインスタンド外壁には同オリンピックのメダリストの名が刻まれている。

 
・コンコースはメイン/バックスタンド側に広々としたスペースが確保されており、 多くの観客が一気にコンコースに流れ込んできても、充分に対応できるだけの余裕がある。
 
 
・売店の数は収容人数と比較すると少なめで、 試合前やハーフタイムにはかなり混雑する。 商品構成も貧弱の一言で、 「国立の名物料理はカップラーメン」という笑えない冗談が実感できるほどだった。 ただ、現在は若干改善されている。
・また、トイレも収容人数に比べると少なめ。 狭い通路を降りたところにある為、出入り口が非常に混雑する。

・東京オリンピック開催時には72000人収容出来たスタンドも、改修工事を行うたびに収容人数は縮小されていった。 2005年9月から数年間に分けて、老朽化したスタンドの復習工事を行っており、 2006年8月には55903人から50339人まで縮小されてた。
しかし、2011年の改修工事で再びバックスタンドが約3800席増席され、収容人数は約54200人となっている。


・照明設備はバックスタンドに照明塔4つ、メインスタンドの照明は屋根の中に内蔵されている。
・屋根はメインスタンドのみ。 このことから、2002年日韓W杯でも開催が検討されていたものの、 「観客席の3分の2以上に屋根が架設されること」という条件を満たす事ができず断念した。
改装工事により屋根を設置する事は技術的には可能だが、費用的な問題から実施されていない。
・かっては国外の選手に酷評された芝状態だが、 全国の競馬場で導入されていた栄養繁殖系の芝をベースにし、 冬芝の種を初秋にピッチに撒くオーバーシード方式を取り入れることで、 現在では国内でも最高レベルの状態を一年中を通して維持している。
・トラック8レーンを有しているが、最新の国際基準は満たしていない。
 
・ホームゴール裏にあるポールは「織田ポール」と呼ばれ、三段跳びで日本人初の金メダルを獲得した織田幹雄が記録した当時の世界記録(15m58cm)を記念して設置された。 ただ、座席によっては視界を遮る煩わしいだけの存在となっている。
・また、両ゴール裏の隅にはスピーカーも設置され、これが前方の席だと視界に入ってピッチが見づらくなる。
 
 
・両ゴール裏スタンドからバックスタンドの最上段には沢山のポールが並んでいるが、これもオリンピックの名残である。
 
・ホームゴール裏スタンドに設置されているアストロビジョンは、 平成3年に開催された第3回世界陸上競技選手権大会前に行った改修工事の際に設置された物で、 以前は文字情報のみだった。
・東京オリンピック開催時に使用された聖火台は、 現在もバックスタンドの上部に健在し、代表戦や大きな試合では点火されている。
 
 
・スタンドは部分ごとに改修工事が行われ、 それと合わせて座席の変更や座席スペースの拡張、ドリンクホルダーの設置工事も行われている。 スタンド自体の段差の解消も行われ、以前に比べると快適になった。
 
・↑は改装前のゴール裏スタンドと座席。

作成日:2007/10/7
最終更新日:2011/10/8
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