はじめに:旅のきっかけ

 1/10 -Ⅰ-:正に対する生の優越
 1/10 -Ⅱ-:ビジャレアル史的唯物論
 1/11 -Ⅰ-:ボクのリズムを聴いてくれ
 1/11 -Ⅱ-:MÉS QUE UN CLUB
 1/11 -Ⅲ-:バルセロナ目的論的世界観
 1/12 -Ⅰ-:カンプノウ・エクスペリエンス
 1/12 -Ⅱ-:ベルナベウ・エクスペリエンス
 1/12 -Ⅲ-:ガク・シバサキという男
 1/12 -Ⅳ-:ヘタフェ限界効用逓減
 1/13 -Ⅰ-:メトロポリターノ・エクスペリエンス
 1/13 -Ⅱ-:エル・ブランコの住処
 1/13 -Ⅲ-:マドリード王権神授説
 1/14 -Ⅰ-:ダブル・イフェクト
 1/14 -Ⅱ-:レバンテ機械論的世界観
 1/14 -Ⅲ-:ヘイ・ヤー
 1/15 -Ⅰ-:快楽説のパラドックス

 1/13 -Ⅲ-:マドリード王権神授説




大型映像装置では世界各国の言葉で歓迎の文字が記されていた。
こういう所は、流石世界中から人が集まるレアルマドリードならではである。



そして、いよいよレアルマドリードのスターティングメンバーが発表される。
水曜日に行われた国王杯でかなりメンバーを落としたという事もあってか、今日は現状のほぼベストメンバーが名を連ねている。
クリスティアーノ・ロナウド、ベイル、マルセロ、トニ・クロースやルカ・モドリッチ、イスコもいる。セルヒオ・ラモスは怪我で離脱中なので仕方ないが、見たいと思っていた選手がほぼほぼ揃っているので大満足である。



そして、最後に映し出される「ジネディーヌ・ジダン」。
サンチャゴ・ベルナベルでこの名前がやはり特別なのであろう。この日も一番の声援が送られていた。



感想を簡単に。

・あ~あ、やっちまった…。
レアルマドリードまさかの敗戦。リーグ戦はここ二試合勝ちが無く、後半戦初勝利を目指していたレアルだったが、 この日も攻撃陣は不発…。試合を通して終始攻め込み、実に20本以上のシュートを浴びせたものの、相手の好セーブもあって遂に最後までネットを揺らすことは出来なかった。 ただ、攻め込んではいたが、正直点が取れる気配は殆どしなかったのも事実…。見ていて全く怖くないんだよなぁ…。
・前半終了間際の際どいプレーでPKを貰えなかったクリスティアーノ・ロナウド。その瞬間、スタジアムは割れんばかりのブーイングで包み込まれる。ハーフタームで引き上げる審判団には防護盾を手にした警備員も付いていたが、正直そこまで際どいプレーには見えなかったんだよなぁ…。
・逆にビジャレアルは終始試合を支配されるものの粘り強く戦い、見事なカウンターで勝利を手にした。特に、こぼれ球を見事なループシュートで決めた場面は鳥肌ものだった。
・そして、この日もやっぱりビジャレアルサポーター用の隔離されたスタンドというものは無かった。 ぶっちゃけ、ビジャレアルが得点を決めるまで、ビジャレアルサポーターがどこにいるのかすらわからなかったしね。

以上。

試合終了後、勝利を喜ぶビジャレアルの選手たち。
やはり、このサンチャゴ・ベルナベルでアウェーチームが勝利するというのは特別なのだろう。
レアルマドリードの選手が引き上げた後も、観客と抱き合い、勝利を噛み締めていた。



試合終了間際の失点で多くの観客が席を立ち、試合終了と同時にそれは更に加速する。
そして数分後、スタンドはガラガラになっていた。

レアルマドリード目当ての観客がほとんどだけに、皆一様に表情が暗い。
そりゃそーだ。私だってサンチャゴ・ベルナベルで勝利するレアルマドリードが見たかった。
ただ、こればかりは勝負事なので仕方ないとしか言いようがない。



スタジアムの外に出ると、雨は上がっていた。
そして、若干明るさを保っていた空は一気に暗闇に染まっていく。

時間は18時過ぎ。
一度ホテルに戻って身支度を整え、今日はマドリードの夜を楽しむ事にした。


(「1/14-Ⅰ-:ダブル・イフェクト」に続く・・・)


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