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西武ドーム

■正式名称:西武ドーム
■呼称:西武プリンスドーム
■住 所 :埼玉県所沢市大字上山口2135
■オープン:1979年4月14日
■収容人数:33921人(改装前は35655人)

◆スタジアムグルメはこちら

1979年に野外球場「西武ライオンズ球場」として開業。横浜スタジアムを参考に作られたスタジアムは、開業当時の本拠地球場の中では最大の広さを誇った。
1999年、東京ドームの成功から始まったドーム球場ブームの流れに乗り、既存の球場に屋根を取り付けるという他にはない形で国内五番目のドーム球場と生まれ変わった。 このような形からドームでありながら外の空気、雰囲気を感じる事ができるのでドーム特有の圧迫感や息苦しさを感じないが、春先の夜は異常に寒く、夏は風通しが悪いため蒸し暑さが尋常ではない。


 ■西武池袋線「西武球場前」駅より徒歩1分
 ■レオライナー「西武球場前」駅より徒歩1分

 西武「池袋」駅・「新宿」駅から電車で40分と少し遠い場所にあるが、試合開催日には電車が増便される他、「池袋」駅からは直通便も出るのであまり不便さは感じない。西武遊園地からレオライナーという手段もあるので、場所によってはこちらを利用したほうが便利だろう。

 【出かける前に】

 ■西武ドームの天気
 ■Yahoo!路線検索

 
 
 
・「西武球場前」駅を出るとすぐに球場の敷地になり、広々とした球場前には球場までグッズショップや移動販売車が並ぶ。 スタジアム周辺にはこれといった店舗がないので、上手く利用したい。
 
・球場の周辺にはバッティングマシーンやストライクアウト等の遊具も用意される等、地味ながらボールパークを意識しているように見える。
・駐車場も隣接しているが、試合開催時には混雑が予想されるので利用するのはあまりオススメできない。
 
 
・隣接する球団事務所の一階にはこれまでに獲得したペナント&トロフィーが展示され、記念館的な役割も果たしている。 お土産コーナーの他、狭山スキー場も同じ施設内にある。
 
・場内へはバックスクリーンの後ろから一塁側、三塁側に分かれて入場する。
 
・ここ数年ネーミングライツ制を導入したことにより「インボイスSEIBUドーム」「グッドウイルドーム」と名前を変えてきたが、グッドウイルの不祥事により2008年から再び「西武ドーム」に名前を戻した。忙しい球場である。
 
・所沢の石材会社が寄付したことで長年入場口横に鎮座していたカブレラ地蔵。 しかし2008年3月17日、当人が退団したことを理由に、中氷川神社の神主により御霊抜きの儀式が執り行なわれ撤去された。 当初はカブレラのオリックス移籍と共に譲渡されることも検討されたが、元々寄贈されたものということなど諸事情が重なり、球団倉庫に保管されることが決定した。

・2009年度シーズンよりチームカラー、チームロゴが変更された事により看板などが一新され、去年までとは違った目新しさがある。
 
 
 

 
・開門してすぐに入場すると、球団社長やショップの店員が一列に並んで迎えてくれる。球場に来て「いらっしゃいませ!」と言われるのは慣れないと少し変な感じもするが、とても気持ちがいい。

・コンコースは座席上部にスタンドを囲むように設置されている。 球場の構造上、バックネット方向に向かって昇り坂になっているのが、私のような運動不足の人には結構辛いかもしれない。
 
・一塁側と三塁側は一部の試合を除き基本的にはバックスクリーンの後ろの通路を通って行き来が出来る。この球場は三塁側の方が売店が充実しているので嬉しい配慮である。
 
・外野方向から入場するので内野自由席、指定席に行くにはチケットckがあるが、売店を利用したいといえば通してくれる事もある。
・個人的に一番嬉しいのが、2007年からトイレを利用しての指定席エリア進入は出来なくなった事。毎回指定席を購入し、苦い思いをしていた私としては何よりの改善である。

 
・収容人数は35879人。
 
・コンコースがスタンド最上部にある為、グラウンドに近ければ近いほど階段を上り下りする量も比例して増え、体力に自信がない人にはかなりの苦痛を伴う。両チームのベンチ近くの席になると入場してから長い坂を上り、長い階段を降りることになるので、坂を上る前にスタンドに下りておいたほうが良いだろう。
 
 
・グラウンドは両翼100M、中堅120M。人工芝は芝自体の長さも短いうえ、長年使用されていたことで芝が寝てしまい、ダイビングキャッチをするにはかなり勇気が必要となっている。
 
・ホームベース後方に描かれた筆記体の「LIONS」、一塁側のライオンズのロゴマークは、特徴的な色合いの人工芝とマッチし、この球場の象徴となっている。
 
・最近ではすっかり少数派となってしまったが、一塁側・三塁側共にブルペンがファールグランドから少し凹んだ位置に設置され、試合前の先発投手陣の調整やリリーフ投手の投球練習が観客席から見ることが出来る。

・また、この球場の特長といえばとにかく横に長いスコアボード、全長は69mもあり国内ではトップレベルの長さを誇る。左側に両チームの選手名、右側に得点経過が表記され、中央にはカラービジョン(6m×8.5m)も配置されている。
 
・バックスクリーンは上げ下げが出来、打撃練習用のネット等はここから出し入れされている。
 
・二期に分けられ設置された屋根は、1998年の一次工事で観客席部分に外枠が設置され、二期目の1999年オフにグラウンド部分に膜屋根がリフトアップされる形で取り付けられた。
・ただ、名称は一期目の外枠完成時に「西武ドーム(当時)」変更されたため、「ドーム」なのに雨天中止という、よく知らない人が聞くと混乱するようなことも何度か起きている。
・屋根が設置された当初は雨天中止が多かったこの球場で、中止が減った事を肯定的にとる意見もあるが、西武球場時代に味わえた緑豊かな風景や打ち上げ花火も見れなくなった事、春先や秋口の寒さが日が当らなくなった事で酷くなり、 そのうえ夏は風通しが悪い事から球場内が蒸し風呂状態になる等、観戦環境面でのデメリットもかなり出ている。空調設備を設置する話もあったが自然と消えていった。
・大のドーム嫌いとして世界でも1本の指に鎮座する私個人としては、さっさと取り外して欲しいのだが、ドーム球場の中では一番低コストで作られ、環境に配慮された球場として評価する声も極々一部ではあるらしく、実現性はないに等しいだろう。
・レフトスタンドの上部には2005年6月3日にカブレラが放った推定180m弾が直撃したポイントに記念フラッグが掲示されている。これはカブレラがあまりにもホームラン性の天井直撃弾を連発したため、外野の天井に当たった場合はホームランとする新たなルールが作られた後のもの。ちなみにカブレラ地蔵はこの特大ホームランの延長線上に鎮座していた。
 
・照明は球場に屋根を設置するにあたり、屋根に直接設置されるようになった。以前の照明塔は役目を終えたが、現在でも取り壊されることはなく当時のままの姿を残しているのは、たとえさびてボロボロになろうとも昔の球場を知るものとしては嬉しい限りである。まぁただ単に撤去する費用がもったいから残しているだけかもしれないが。 噂でナイター終了後、帰り道を照らすのに使われているという話を聞いたことがあるが、私は一度も見たことはない。
 
・バックネット裏スタンドの座席は12球団でもトップクラスの豪華使用。革張りでカップホルダー付きのテーブルも設置されている。 内野席は背もたれ付きの折りたたみ式で、指定席の座席にはクッションが標準装備されている。 たった一本の通路の差で、椅子も同じ仕様なのに金額が変わるスタジアムが多い中、座種によって明確に差をつけるこのやり方は個人的にはいいと思う。
 
・外野自由席前部はドーム化に伴い天然芝から人工芝に変更された。ちなみに一次工事時はまだ天然芝だったが、陽が当たらない事で枯れ果ててしまったらしい。
・天然芝の頃は週末の試合や日本シリーズ等の大きな試合のときにしか外野部分には入る事が出来なかったが、人工芝となったことで常時開放される様になった。
・また、外野席はよく人工芝部分だけと思われているが、上部には少しだけベンチシートがある。各球団の応援団のほとんどはこの場所に陣取る。外野席下部は人工芝のフリースペースとなっているので、観客の多い試合では場所取り競争が激しい。

 
・2007シーズン前には外野トイレがリニューアルされていたが、2008シーズン前には内野トイレも新装された。ライオンズブルーに彩られた新しいトイレは野球色を前面に出し、オムツを交換できる台が併設された個室も新設された。また、男性用の一部が室内間仕切りを使用することで男女入れ替えが可能となり、野球開催日以外に女性向けのイベントにも対応できるようになった。

 
 
 

・2008年シーズン前に大規模な改修工事が行われ、人工芝は「アストロステージMJ」に変更。滑りの良い長さの違う二種類の人工芝を組み合わせる事でより天然芝に近い感覚を出し、景観も自然なものに近づけた。 ただ、この球場の象徴でもあったホームベース後ろの「Lions」の文字や、一塁側ファールグラウンドのレオのロゴマークがなくなったのは残念である。
・外野フェンスも従来パッドの5倍以上の衝撃吸収能力をもつ、メジャーリーグ球場での実績No.1の「ウォールパッド」に変更。これまで以上に思い切ったプレーが出来る環境が整った。
 

 
・ブルペンも広々とした空間に生まれ変わり、キャッチャーの位置がフェンスから離されたのでスタンドからも見やすくなった。ベンチ寄りの場所は2009年シーズン前に行われる第二期改修工事で、フィールドシートが設置されることが決まっている。


・スコアボードは大きな特徴でもあった横の長さは変えず、それを生かした全面フリーボード化した大型カラービジョンに変更。高画質フルデジタルハイビジョンによる一画面のフル表示は全長50mにも及ぶ国内最大級の代物で、最大4画面の分割表示まで対応可能のすぐれものとなった。
・さらに、大型映像にあわせ音響設備もリニューアル。国内のプロ野球場では初となる最新の中型ラインアレイスピーカーを採用し、スコアボードからスタンドまで100mを超える長距離でも音の明瞭度を確保。スコアボード直近の音圧レベルを低く保ちながらも確実なサービスが出来る小型ラインアレイスピーカもスコアボード側面に設置することで、 どの席でも国内最高クラスの音質と迫力あるサウンドを映像と共に楽しむ事ができるようになった。
 
・バックネット裏のサブスコアボードの下にリボン状の映像装置が短いながらも新設。メインスコアボードに合わせて文字やイラストが流れ、外野席からでも様々な演出を楽めるようになったが、正直いまいち使い切れていないという印象がある。
・2008年シーズンからはホームベース後方屋根部分に日本シリーズチャンピオンフラッグのレプリカが掲示されている。ただ、内野席からはかなり見えにくく、教えてもらわないと気付かないような位置にあるのはどうかと思う。
 

・第二期改修工事を終えた西武ドーム。グラウンドの広さは変わっていないものの、収容人数は33921人に増席した。また、球団事務所、練習場、宿舎等の諸施設に近い三塁側がホーム側として使用されることになった。
・第二期改修工事最大の目玉といえるのが一部内野スタンドの新設である。
これまでトイレや売店がスタンド上部にあるコンコースにしかなく、グラウンドに近い席の人ほど大きな労力を必要としていたが、今回の改修工事で内野スタンド中段にもトイレ、売店が設置されたことで利便性は高まっている。
・しかし、内野スタンドの上段部分の一部が2008年5月から閉鎖されていたので一体どうなるのかと思っていたが、まさかこのようなスタンドの一部をエグり取るような形になるとは想像もしていなかっただけに少し驚いた。
 
 
 
 
・細かく階層化された新スタンドにはセルフサービス式のカフェや売店、トイレのほか、12球団一グラウンドに近い「フィールドテラスシート」や立ち飲みできるスペースも設けられている。 また、エレベーターも設置されるなど、立ち遅れていたバリアフリー対策にも着手している。
 
 
・一塁側、三塁側ともに設備面では大きな違いはほとんどないが、唯一の違いといってもいいのがカフェ前の座席である。一塁側がクッションの付いたパイプ椅子で誰でも利用できるのに対し、三塁側はテーブル付きの長いすが置かれた「テラス席」が設置され、利用するには1人1500円必要となる。ワンドリンクとミニフードが付いてくるようだが、新スタンドの売店で購入したものしか持込が出来ないなどの制約もある。

 
 
・個人的な感想だが、高級感を出そうとしたのかなんなのかよくわからないが、明るいレンガ調の色彩が他のスタンドと全く馴染んでおらず、取って付けた感がハンパではない。
・また、売店の名前は違うが商品の構成はほぼ同じで全く面白みがない。むしろなぜこの縦並びの連続する店舗で商品構成を変えなかったのか、 しかも、一部商品に関しては一塁側と三塁側とでは同じ商品名で値段も同じなのに、微妙に食材が違うだけで内容量があからさまに違うものもあった。 摩訶不思議としか言いようがない。

・2009年シーズンから新たに設置された「フィールドビューシート」。迫り出すように設置されている為か、他の球場の同じような席と比較してもかなりグラウンドに近い感じがする。 傾斜が緩く、前に座る人によっては見づらい事もあるかと思うが、選手の息遣いやボールが芝を跳ねる音が聞こえる臨場感は何物にも変えがたいものがある。
 
 
 
・スカイマークスタジアムと同じようにすぐ横にはブルペンが設置されているが、ネットで隔てられただけのキャッチャーのすぐ後ろで見る投球練習は迫力満点、試合そっちのけで見入ってしまいそうになる。
 
 
・公式には触れられていないが、去年チャンピオンフラッグのレプリカが掲示されていたものがパネルに変更され、広告スペースのところに掲示されるようになった。 また、去年は西武ライオンズ時代のものだけだったものが、西鉄ライオンズ時代のものからを含めて掲示されるようになった。こういう歴史を大事にする姿勢は素晴らしい事だと思う。
・新スタンド設置に伴ってか、ベンチ上の白の波状の屋根が消えた。 西武球場時代からこの球場の彩のひとつであっただけに一抹の寂しさがある。

・2015年オフ、8年ぶりに人工芝の全面張り替えを行った。 新しい人工芝はプロ野球本拠地球場としては初の採用となる、ミズノ社の「エムエスクラフト・ベースボールターフ」というハイテク人工芝で、 特筆すべきは野球における理想的なプレーを実現できることに特化した野球専用人工芝であるという事。 芝葉を縮らせていることで形状の経年変化が少なく、天然芝に限りなく近い状態を長期間、安定して維持できるらしい。

作成日:2007/3/20
最終更新日:2016/3/13
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