top-111.jpg


Shea-Stadium 【閉鎖】

■正式名称:Shea-Stadium
■住 所 :123-01 Roosevelt Avenue Flushing, New York 11368
■オープン:1964年4月17日
■収容人数:55601人

◆スタジアムグルメはこちら

1964年に開場。スタジアムの名称は、ドジャース、ジャイアンツ両球団の移転に伴い、 ニューヨークからナショナルリーグの球団がなくなってしまったことで、 新たにチームを創設しようと尽力した弁護士のウィリアム・A・シェイから採られている。
当初90000人を収容できる巨大スタジアムとして建設が進められていたが、途中で計画が変更されたため、外野席が左中間の一部を除いて存在せず、代わりに超巨大スコアボードやビッグ・アップルが設置されて今に至っている。
1965年にはビートルズが史上初めてとなる野球場でのコンサートがこの球場で開催された他、 アメリカンフットボールの会場として使用されていた時期もあり、開場から1983年までニューヨーク・ジェッツが、1975年の1年だけニューヨーク・ジャイアンツが本拠地として使用していた。 また、ヤンキースもヤンキースタジアム工事中の1974〜1975年に仮ホームスタジアムとして使用している。
このスタジアムの問題として多くの選手を悩ましているのは、近隣にあるラガーディア空港の存在である。 同スタジアムが空港の離着陸コースのほぼ真下に位置するため騒音が激しく、 選手が集中力を乱す原因となっており、 思わず打席をはずすバッターも見受けられる。 元メッツのボビー・ボニーヤ等は耳栓を付けてプレーしていたという話も残っている。
■「Willets Point-Shea Stadium」駅より徒歩1分

基本的には地下鉄で行くことをお勧めする。 地下鉄「Times SQ」駅から7ラインに乗り込み、30分程で最寄り駅である「Willets Point-Shea Stadium」駅に到着する。 クイーンズ地区に入ると、左手に青い巨大な建物が見えてくるので、 それを下車の目安としても問題はない。
また、スタジアム周辺には広大な駐車場も用意されている。



・スタジアムは駅に隣接しており、 向かって右側の出口から出るとスタジアムのライト方向に出る。 そのライト方向のクッキーカッターと呼ばれるスタンドの切り口には、 1969年に初のワールドチャンピオンに輝き、 「ミラクルメッツ」と呼ばれたチームの栄光が描かれている。
・ちなみに反対側の出口から出ると、テニスの全米オープンの会場となるUSTAナショナル・テニスセンターがある。 時間があれば寄り道してみるのも良いだろう。
・スタジアムの周辺には何もなく、ちょっとした食べ物を購入できる店や一休みできる店もない。 あるのはひたすら広大な駐車場のみなので、 地下鉄で訪れる際にはあらかじめ購入してから来たほうが良いだろう。
 
 
・チケット売り場の上には、写真付きで本日のスターティングメンバーが飾られ、 その前にはスタジアムショップもある。 グッズ売場は他にもタンカーを利用したものが球場周辺に出店される。
 
 
 
・青と白で彩られたスタジアムの側壁には、 線で表現された躍動感のあるプレーヤーが描かれ、、 ナイトゲーム時にはそれが暗闇の中に浮かび上がる。 プレーヤーはゲートごとに個別の物が描かれている。

 
・鉄骨と配管がむき出しのコンコースは非常に入り組んでいる。 上の階はそれ程でもないが、下の階は通行禁止の場所もあり、行ったり来たりしていると自分がどこにいるのかわからなくなってしまう。 ただ、場内にはスロープが張り巡らされ、エレベーターも設置されているので移動はそれほどしんどくはない。
 
・バックスタンド裏二階にあるチームストアの店内は狭い上に多くの人が押し寄せるため、開場後しばらくするとすぐに入場規制がされている。売店でもグッズは販売されているので時間がない人はそちらを効果的に利用したい。
・売店も数多く設置されており、 オーソドックスなホットドックの他、ピザやサンドイッチ等、 多種多様なメニューが用意されている。
 
・一塁側二階コンコースには「kid zone」と呼ばれるスペースもあり、 ゲームスペースが用意されている。 また、その奥には売店も密集しており、ちょっとしたフードコートのような形になっている。

 
 

・収容人数は57333人。 メッツのチームカラーである青とオレンジ (昔ニューヨークに本拠地を置いていたドジャースとジャイアンツのチームカラー) を基調とした内野スタンドは左右両対象にデザインされ、 一階のフィールドスタンドの上にミルフィーユのように何層ものスタンドが設置されている。
 
 
 
・オレンジ色が鮮やかな一階スタンドは傾斜は緩く、 グランドレベルと同じような視線で観戦することが出来る。
・一塁側、三塁側の最前列にはフィールドシートも設置され、 より臨場感のある観戦スペースも設けられている。
 
・三階、四階スタンドは前段の席はグラウンドも近く観戦しやすいが、 後方の席になると上のスタンドが邪魔になり、 高く上がった打球の行方が見えなくなってしまうこともある。 それゆえ、高いお金を出して三階・四階スタンドで見るくらいなら、 最上階の五階スタンドの前段で見たほうがはるかに見やすいと言えるだろう。
・ただ、スタンドの通路はどの階でも非常に狭く、 体の大きなアメリカ人と行き来するにはかなりの譲歩が必要となる。
 
・日本では中々お見かけしないが、 外野スタンドはレフトスタンドがあるだけで、 ライト方向には設けられていない。 そのスタンドも内野スタンドと比較するとかなり小さく、座席数も少ない。
・天然芝のラインが美しいグラウンドは、 メジャーリーグのスタジアムとしては珍しい部類に入る左右対称の形で、 両翼338ft(約103M)、中堅410ft(約125M)、左・右中間は378ft(約115.2M)と広い部類に入る。
・また、外野席がほとんど設置されていない関係で、 吹き込んでくる風の影響を受けやすく、 長打の出難い投手有利のスタジアムといわれている。
 
 
・ブルペンは外野フェンスの後方に各チームごとに設置されており、 スタンドから見ることも出来る。 ライトスタンド後ろに設置されたメッツのブルペンには、 控え投手が試合観戦が出来るよう専用の昇降式ベンチも置かれている。
 
 
・外野フェンスには、1969年の奇跡の世界一をはじめとした過去7度の優勝を誇るペナントがライト側に、初代監督である故・ケーシー・ステンゲルの37番をはじめ、球団歴代最高投手であるトム・シーバーら4人の背番号プレートがレフト側に飾られている。
・また、メッツの故トミー・エイジーが放ったスタジアム史上最長かつ唯一の「アッパーデッキホームラン」が着地した左翼ボール右側の五階スタンドには、 記念のペイントも描かれている。
 
・右中間に設置されている超特大のスコアボードは、この球場のシンボルといえるだろう。 開場当時は「スタジアラマ・スコアボード」と呼ばれ、 ナイトゲームでは上部スクリーンに当時としては画期的な選手たちのスライドが映し出されていたが、 現在では大手ビール会社の広告スペースとなっている。
・その代りに、ダイヤモンド・ビジョンと呼ばれる大型の映像装置が左中間スタンドに設置された。
・中堅後方には巨大な帽子のディスプレイがあり、 メッツの選手がホームランを打つと大きなりんごのオブジェ“ビックアップル”が登場する。 これはニューヨーク市の愛称に因んだものといわれている。
 
 
 
・内野スタンドの座席は全て背もたれ付き。
一塁側、三塁側の一番外野寄りには、革張りのソファーシートが設けられ、 目の前には専用の大型モニターも設置されているかなりの贅沢仕様。 屋根がないことを除けば、かなりの快適観戦が期待できる。

 
 
 
・2009年シーズンから、シェイスタジアムの隣に建設されている新球場・シティ・フィールドが新たなメッツの本拠地スタジアムとなる。
新球場は、かつてブルックリン・ドジャースの本拠地であったエベッツ・フィールドを模した、古き伝統の良さと現在の意匠が調和された最新型のボールパークとして、 約6億1000万$をかけて建設されている。
グラウンドも現在の左右対称のものから非対称のものに変更され、 右翼330ft(約100.6M)、左翼335ft(約103.1M)、中堅408ft(約125.4M)、左中間379ft(約115.5M)、右中間は383ft(約116.7M)となる。
ちなみに、シェイ・スタジアムは新球場建設に伴い取り壊され、 駐車場になる予定である。

作成日:2008/9/30
inserted by FC2 system