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東京ドーム

■正式名称:東京ドーム
■住 所 :東京都文京区後楽一丁目3-61
■オープン:1988年3月18日
■収容人数:45600人

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老朽化した後楽園球場に変わる形で建設された日本初のドーム球場。 1988年3月18日に、世界各国のマーチングバントと、THE ALFEEによるコンサートで開業した。 野球体育博物館も、後楽園球場から受け継がれる形で併設されている。
プロ野球の公式戦の他、アジアシリーズなどの国際試合、日米野球などの親善試合の舞台としても頻繁に使用される他、格闘技やコンサート会場としても数多くの公演が開催されるなど、 日本を代表するスタジアムとして認知されている。


■JR中央線「水道橋」駅より徒歩5分
■三田線「水道橋」駅下車 徒歩5分
■大江戸線「春日」駅より徒歩5分
■丸ノ内線「後楽園」駅より徒歩5分
■南北線「後楽園」駅より徒歩5分

東京の中心部にあるだけに交通の便は非常に便利。 JR「水道橋」駅が最寄り駅で、 西口から出ると橋を渡り、ウインズやゲームセンターを過ぎると球場正面広場に出る。
外野席のチケットを持っているなら、東京メトロ「後楽園」駅の利用がオススメ。 出口からすぐの所に外野スタンド入場ゲートがある。

【出かける前に】

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・周辺には数多くの飲食店があるが、 水道橋駅周辺は学生街という事もあり、安くて美味い居酒屋が多い。
・同じ敷地内には場外馬券場、遊園地やバッティングセンター等の施設があるほか、 格闘技の聖地と呼ばれる後楽園ホールも隣接している。
 
・外野入場ゲート付近にはドーム型の石碑、 21番ゲート近くの階段下には「鎮魂の碑」がある。 日中戦争、太平洋戦争でその尊い命を失った選手の慰霊の碑で、 69名のプロ野球選手の名が刻まれている。
 
 
 
・球場にはグッズショップや飲食店、野球体育博物館も併設されている。
・内野側の外周はガラス屋根で囲まれ、 日中は明るく、雨の日には重宝する。 ただ、球場周辺の地面がタイル貼りで、雨が降ると滑りやすくなるので注意が必要となる。

・一塁側と三塁側には黄金時代を築いた王貞治、長島茂雄両名のレリーフが、正面ゲートを挟んで展示されている。 これは後楽園球場時代に1番の王ゲートと3番の長島ゲートとして親しまれていたものが、 1998年に復活したものである。(↓旧プレート)
 

 
・関係者以外はなかなか立ち入る事は出来ないが、 地下駐車場にある東京ドームの正面玄関には「プロ野球の父」と言われている正力松太郎の銅像がある。 これは以前、後楽園球場に設置されていたものが、東京ドーム完成時に移されたものである。
・こういう場所にあるモニュメントを見ると何時も思うのだが、 こういったものは関係者だけでなく誰にでも見えるところに置くべきではないだろうか? 一部の人間にしか見ることが出来ないモニュメントほど意味のないものはないと私は思う。

 
・内野コンコースは広く、開場してから何十年と経った建物とは思えないほど綺麗な状態で維持されている。 二階コンコースからはグラウンドが見る事が出来るのも嬉しい。
 
・一塁側には東京ドームMVP受賞者のプレートが、 1980年に後楽園MVP賞として制定された以降の歴代の受賞選手と共に展示されている。
対する三塁側には、東京ドームで公演をしたアーチストのプレートが展示されている。
 
・食事の売店は店舗数だけ揃っているが、どこも同じ様な品揃えで値段も高い。 これは消防法の関係で調理場内で火が使用できない事が大きく関係していると思う。
ここ最近ではドーム側の努力もあり幾分かは改善しているが、それでも野外球場に比べると大きく見劣りする。
弁当関係だけは非常に充実しているが、人気のあるものは早い段階で売り切れるため注意が必要。
 
・内野コンコースに比べると、 外野コンコースは天井が低く狭いので圧迫感を感じる。また、売店の数も少ない。

・収容人数は45600人。昔公式で発表されていた56000人ではない。
・内野スタンドは二層式で、一階席と二階席の間にバルコニー席がある。
 
 
・国際ルール基準に適合したグラウンドは、その後の球場の大型化の先駆けとなり、開場前はホームラン数の減少が懸念された。
しかし、
●敷地面積の都合により左・右中間の膨らみがなく、 ホームからの距離は旧・広島市民球場と変わらない。
●公式には両翼100M、中堅122Mと発表されているが、 これはホームベースからフェンスの上までの距離で、 フェンスまでの距離は両翼95M、中堅115Mとの噂もある。
●ホームからバックスクリーンへ向かって上空に気流 (ふらふらと上がったフライがホームランになることから『酔っ払い』と呼ばれる) があると言う噂があり、実際どう見てもおかしなホームラン(一部では“ドームラン”と呼ばれる)が生まれている。
以上のことから、現在では“ホームランが非常に出やすい” として認識されており、投手泣かせの球場といわれている。
 
 

・外野は一層式で、内野スタンドに比べるとスタンドも小さい。 これは後ろにある小石川後楽園の日照権を維持する為、 これ以上の大きさには出来なかった為といわれている。

・2002年、プロ野球開催球場としては日本で初めて、 天然芝に近い性質を持つといわれるハイテク人工芝「フィールドターフ」を採用した。 しかし、イベント使用等が多い同球場は、 グラウンド内に数多くの人が立ち入る事で、折角のハイテク人工芝も踏み固められてしまい、 怪我人が続出した原因の一つとして受けとめられた。
・それを受け、2006年オフに耐久性、衝撃吸収力が向上した改良型への総張り替えを実施した。
この芝は、従来のものよりも芝部分の厚さが25%増加された事によって倒れにくくなり、 選手の身体への負担の軽減が期待されている。
・ちなみにメジャーリーグのミネソタ・ツインズの旧本拠地「メトロドーム」や、 トロント・ブルージェイズの「ロジャースセンター」で使用されているものと同じものである。
 
・実際に踏んでみた感想だが、天然芝のグラウンドより柔らかいぐらいクッション性は抜群。 ボールが跳ねるたびにゴムチップが舞い、砂が飛び散っているように見えた。ただ、所詮人工芝は人工芝。天然芝とは比較にならない。
 
 
 
 
・ベンチは以外に狭く、椅子も簡素なもので、座り心地も良いとはいえない。 また、ベンチ内にはドーム球場の特別ルールが掲示されている。
 
・その他のバットスタンドやトイレ等も特にこれといった特長はなく、 ベンチ内に豪華さは一切ない。
 
・スコアボードはオープン以来、何度か改修され、 2005年度よりメインスコアボードとカラーボードを一体化させた大型スクリーンが導入された。 解像度も国内では最高レベルを誇る。
・2007年からは表示方法も変更され、 守備位置表示がメジャースタイルから日本人になじみのあるアラビア数字に戻された他、 WBC予選で使用された投球数表示を、公式戦でも表示するようになった。
 
・屋根膜にはテフロンコーティングのガラス繊維膜材を使用している為、 昼間であれば照明なしでもゲームを開催できる。
・屋根自体は送風ファンによって空気を送り込み、 ドーム内の気圧を外よりも0.3%高くして膨らませている。
 
・照明はスタンド最上部の壁面と屋根膜から吊り下げられたものが、 スタジアムを囲むように設置されている。すべて点灯されることはほとんど無い。
・建設当時は地味な色だったポールは、 1990年開幕戦で篠塚が放った打球がビデオで見ると明らかにライトポールが切れているにも関わらずホームランと判定されたことから黄色、 そして現在はオレンジ色へと塗装された。
この事件を切っ掛けに、他の球場でも順次塗り替えられる事になった。
 
・内野スタンドの座席は背もたれ付き。 座席間隔は最近の球場と比べると狭く、快適性という事が蔑ろにされていた時代の名残が見える。
・上層スタンドを支えるための支柱が外野スタンド上部にあるため、 外野スタンドの一部の座席からは視界の一部が完全に遮られる。
写真はレフト上部の席。この席からはセンター〜ライト方向が全く見えない。
 
・2004年度より一塁側、三塁側両サイドに設置されたフィールド・シート。 選手と同じ目線で臨場感あるプレーを楽しめるこの席のチケットは非常に入手困難で、 巨人の主催試合では抽選式の販売方法が取られている。
・その人気に伴い、2009年からは従来の228席から420席とほぼ二倍に増設された。
 
 
・2006年プロ野球開幕日から、 外野スタンドの柱に巨人軍永久欠番6人の栄誉を讃える縦162センチ、幅120センチのユニフォーム型プレートが設置された。
左翼の柱に沢村栄治(14番)、黒沢俊夫(4)、川上哲治(16)、右翼に金田正一(34)、長嶋茂雄(3)、王貞治(1)のプレートが掲示されている。
日本初のドーム球場として、開場当初から圧倒的な人気を集めた同球場。
しかし、それは“素晴らしい野球場”としてはなく、物珍しさからの“観光地”としての人気であったことは間違いない。
球界の盟主と言われる、読売ジャイアンツの本拠地球場というのも良くなかった。

そして、この“観光地”としての人気が、後に日本中のドーム球場乱発を招くこととなった。

正にこの球場は、私の様なドーム大嫌い人間にとっては諸悪の根源ともいえる。

また、日本のプロ野球を“野外スポーツ”から“屋内スポーツ”に変えてしまい、 野球をスタジアムで観戦する事の魅力を数多く奪っていった事も否めない。

ベースボールの本場・アメリカではその事に気付き、その後ドーム球場は完全に衰退していったが、 日本では何時になったらその時が来るのだろうか。

恐らく、この東京ドームに代わる野外球場が東京に生まれ、読売ジャイアンツが本拠地球場として 使用する日まで、来る事は無いだろうと私は確信している。

はぁ・・・

作成日:2007/3/18
最終更新日:2016/2/12
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