2018 FIFA WORLD CUP RUSSIA
日本代表 アジア最終予選

2016.09.01 UAE戦
 -T-:運命のベルが鳴る 
 -U-:灰色の木曜日

2016.09.06 タイ戦
 -T-:タマホマレする男 
 -U-:危険な生存戦略
 -U-:勝てばよかろうなのだぁーッ!

2016.10.06 イラク戦
 -T-:あらしのあとで 
 -U-:死なない男


キリンチャレンジカップ2016

2016.11.11 オマーン戦
 -T-:限りなく“赤”に近いブルー

2018 FIFA WORLD CUP RUSSIA
日本代表 アジア最終予選

2016.11.15 サウジアラビア戦
 -T-:シン・二ホン 
 -U-:私はスキをあきらめない

2017.03.23 UAE戦
 -T-:アルアインに咲く華 
 -U-:イカレちまったぜー!
 -U-:Rock Over JAPAN

2017.03.28 タイ戦
 -T-:春雨ランデブー 
 -U-:鼓動の異味

2017.08.31 オーストラリア戦

 2016.09.01 UAE代表戦 -T-:運命のベルが鳴る



2016年9月1日。天気は快晴。
いよいよ、2018年ロシアW杯の最終予選が始まる。

1998年フランスW杯から5大会連続で出場しているW杯。最近の若い人にとってW杯なんぞ本戦に出て当たり前。 アジア最終予選なんぞ、本番前の調整試合ぐらいの感覚の方もいるのだろうが、私のような30代後半以降の人間にとってのアジア最終予選は、やっぱり “アメリカW杯最終予選のドーハの悲劇”や“フランスW杯のジョホールバルの歓喜”のイメージが強く、 最終予選の難しさは嫌という程味わってきた。

確かに、あの時と比べると、出場枠も増え、レギュレーションもだいぶ変わって、出場しやすくなったのは間違いない。

ただ、忘れてはいけないのは、ここ数年、日本はアジアで圧倒できるほどの成長も無く、大きな実績を残せていない事、 アジア全体のレベルが向上している事、そして、最終予選は同じ組に「オーストラリア、イラク、サウジアラビア、UAE、タイ」と油断できない難敵が揃っている事だ。

以上を勘案すると、必然と今回の予選はここ最近では一番難しくなると予想される。

そして、その最終予選。
大事な初戦はアジア杯で苦杯をなめたUAE。決して楽観し出来る相手ではない。








 







南ゴール裏スタンド:カテゴリー5のチケットを持つ私は自由席という事もあって、開門予定時間16:30の二時間前となる14:30に到着。 しかし、代表戦の自由席ともなると、この時間でも待機列はかなり伸びている。
まぁ、こればかりは仕方ない。今回の最終予選、私は全てゴール裏で“参戦する”と決めている。 そのゴール裏のチケットには指定席がないのだから、いい席で見たかったら並ぶしかないのだ。 ただ、こういうのも含めて代表戦なんだ、と個人的には思っているのであまり苦にはならない。

それでも、予定より30分早い16:00から入場が始まり、実際にゲートを潜ったのは17:00過ぎとなると、心は元気でも肉体的に結構ぐったりするのは避けようがない。








 




長かった待ち時間が過ぎ、試合開始50分前。ようやく、選手がピッチに姿を見せた。
選手を拍手で迎え、歓声が飛ぶ。
代表戦がJリーグと決定的に違うのはこの歓声の質である。 Jリーグの試合で、黄色い歓声が聞こえる事など殆どない。サポーターの圧倒的な野太い声援に掻き消されるからだ。

しかし、代表戦は違う。

あちらこちらから、選手名を叫ぶ甲高い黄色い声援が飛ぶ。 明らかに、Jリーグよりも観客の年齢層が若いし、海外で活躍するスター選手が目当てのミーハー層が沢山いるのだろう。 まぁ、その人たちもお金を払って見に来ているわけだし、そういう人たちがいないと満員にならないという現実もあるので、否定するつもりは全くない。 でも、正直なんだかなぁー…と思ってしまう。
ましてや、敵であるUAEの選手が登場した時ですらブーイング処か拍手で迎える人がいたのは正直???となる。

最終予選だぞ、最終予選!新全試合でも無ければ、オールスターでもないんだぞ!?

緊張感がまるで感じられない…。
ガチサポではない私でも、本当に勝ちたいと思っているのか? その為に、相手チームに敵地で戦うプレッシャーを与えたいと思っているのか? そもそも、最終予選なんぞ所詮は通過点。海外有力リーグの有名チームに所属している海外組が沢山いる日本代表が、有名選手が殆どいないUAEに負けるわけがないでしょっ!?余裕余裕☆彡 と舐め腐っているんじゃないか!?と、心配になってくる。

サッカーに限らず、スポーツに一番重要なのは緊張感である。 タイトルも昇格も降格も、あくまでその試合に緊張感をもたらす要素でしかない。 緊張感さえあれば、カテゴリーも技術も関係なく絶対に面白い試合になるのだ。 そして、その緊張感をもたらすのに観客の力は必要不可欠である。

もう、試合が始まる前から気が重くなっていく…。











 
 
 
 










それでも、私は今回の最終予選、日本代表の試合を出来る限り見届けると決めている。

お世辞にも11色のボーダーには見えない中途半端なコレオのボードを掲げ、君が代を歌う。
左胸に日の丸と八咫烏、首にタオルマフラーを纏い、二本の足で立つ。
普段とは180℃違う観戦スタイルで迎える初めての代表戦。長く続く最終予選。

その第一戦が始まった。


2016.09.01 UAE戦 -U-:「灰色の木曜日」に続く・・・


HOME

inserted by FC2 system